ロビンとジョルジュとパパの成長日記

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zoom RSS 投資に“効く言葉”6  … 現実の世界は “異常値” によって支配されている!? …

<<   作成日時 : 2008/01/05 16:46   >>

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Michael J.Mauboussin.著の「投資の科学」(原題は"MORE THAN YOU KNOW")。
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その中に引用されている、各界の“プロ”の言葉の数々から、
特にこころに響いた“言葉”を書き留めていくシリーズ NO.6。


現実の世界は、平均値や代表値によってではなく“異常値”によって支配されている−普通ではなく例外によって、ありきたりな下落ではなく大暴落によって、中産階級ではなく大富豪によって。われわれは“平均的”な考えから自分自身を解放する必要がある。
 フィリップ・アンダーソン(ノーベル物理学賞受賞者)
 「経済学における分布に関する考察(Some Thoughts About Distribution in Economics)」


大変、示唆に富む、深い言葉です。。

ファイナンス理論は、そのどれもが何らかの前提条件の中で展開されています。
ただ、その前提は、必ずしも裏付けられていない。
特に、「正規分布」をベースにした分析は、見かけはエレガントであっても、非常に大きな価格変動を前にしては役に立たない。実際、リスクマネジメント理論の限界が露呈した最たるものが、1998年の「LTCMショック」でしょうか。

今度のサブプライムショックはどうなのでしょう…

理論では説明しきれない現実が、常にあります。

理論と現実の矛盾。

それに挑戦し続けているのが、ファイナンス理論の発展の歴史なんだろうと思います。


ここのところ、マーケットが複雑系のシステムであると捉え、自然科学と社会科学の境界を超えた複雑系の科学者たちが、ファイナンスの研究を手がけています。物理学や心理学等々が当然のように絡み合って。
これは大変おもしろい状況になってきてますね。
(そもそも、“学問分野”という分類や境界がどんどん曖昧になってきているのが近時の流れといっても良いのかもしれませんが…。)
知識欲が刺激されます、これは。。

人間は「原因」と「結果」を何としても結び付けたいという強い欲求があります。
原因のわからない結果や、結果の見えない状況というのは、確かに何とも居心地の悪いものです。

しか〜し! マーケットは一筋縄ではいかない…

「投資の科学」から、著作権無視での引用です。

『 … 安易に市場の動きに対する説明を求めようとする投資家は、次の2つの罠に陥りやすい。
 1つは、因果関係の強さを勘違いしてしまうという罠である。 … カリフォルニア工科大学のデイビッド・ラインウェーバー博士による「S&P500指数のパフォーマンスに最も強い相関を持つ要素がバングラデシュのバター生産量だ」という調査結果がある。 … 
 もう1つは、アンカリング(係留)と呼ばれる現象である。 … 「アフリカの国々のうち国連に加盟しているのは何パーセントか?」という質問 … 被験者たちは、答えを書く前に、1から100までの数字が並ぶルーレット盤を見て、どの数字に止まったかを確認する決まりになっている。あるグループでは…10で止まり、答えの平均は25%…別のグループでは65に止まり、答えの平均は45%になった。
 … 誰かがマーケットの動きについて根拠の薄い説明をしても、それを話半分で受け流した方がいい。昨夜の舞台に関する批評を朝刊で読むように、あまり真に受けないほうが賢明なのだ。』


はてさて。では、どうしたものか…。 凡人にはたちうちできませんな、これは…

投資の科学 あなたが知らないマーケットの不思議な振る舞い
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